【京都府】京都市上京区今小路通、北野天満宮の近くにあります、京とうふが美味しいお店、『京とうふ藤野』本店さん。【和食】

今回は北野天満宮の近くにあります、
お豆腐の美味しい『藤野』さんに
行ってきましたので、ご紹介したいと思います。

京とうふ藤野本店(TOFU CAFE FUJINO)

住所/京都府京都市上京区今小路通西入ル紙屋川町843-7

地図

公式ホームページ/https://www.kyotofu.co.jp/shoplist/main

営業時間/10:00~18:00。2Fお食事処は11:00~15:00まで営業。

カフェカウンターはL.O.17:00。日曜営業。

定休日/毎週月曜日

電話番号/075-463-1028

席数/67席

全面禁煙

カード可

予約可。(通常平日午前11時からのご予約を承っております。その他の時間帯、および土日祝日と毎月25日についてはお席の確保が難しく、ご予約をお受けできません。何卒ご了承ください。)

お品書き

星 ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ★です。

京都の美味しいおとうふがいただけるお店です。

前菜から始まって、小鉢、天ぷら、おすまし、ご飯ものととうふ尽くしのお料理が出てきます。

おとうふ自体がとても美味しいので、どのお料理も美味しくいただけます。特に生湯葉のおさしみや湯葉とよもぎ麩の天ぷらなどが美味しいです。

北野天満宮に近いので、平日でも観光客の方でいっぱいになって、席が空いていない事がある。

肉や魚が出ないので物足りないと感じる方もいると思います。

メニューがコース1つしか無く、ランチに1,900円は少し贅沢かと思い、星3.5にさせていただきました。

美味しいおとうふが食べたい、観光で京都に来られた方で、京都らしいものを食べたいという方にオススメのお店です。

  • 星5つ・・・好みとかは関係なく、是非みんなに一度は食べて欲しいと思う、絶対おススメのお店。
  • 星4つ・・・何度も足を運んでしまう、クセになる美味しさです。おススメなので是非行って欲しいと思うお店。
  • 星3つ・・・私は美味しいと思いますが、好みは人それぞれなので、興味があったら行ってください、というお店。
  • 星2つ・・・私は今ひとつだと思いますが、どうしても行きたいと思われたら、止めはしません、というお店。
  • 星1つ・・・美味しくないと思います。ここまできたら、もう話題作りのために行ってもいいと思うお店。

妻と二人で北野天満宮で梅を眺めた後のランチに行ってきました。(平成31年3月13日、3回目の訪問。)

さすがは北野天満宮のお膝元、おしぼりにも神様のお使いがいらっしゃいました。撫でたら御利益があるかもです。

食前酒ならぬ、食前豆乳です。大豆の味がしっかりして、しかも甘みも感じる1杯でした。

豆乳が美味しいと言うことは、とうふや湯葉も美味しいということです。

豆乳が苦手方が言われる、生臭い感じが全くありませんので、苦手な方でも美味しく飲めると思います。

前菜の生湯葉のおさしみ、胡麻とうふ、湯葉とうふ、小鉢です。

湯葉のおさしみがたくさんあるので、塩、柚子味噌、わさびと出汁醤油など、味を変えて楽しめました。

湯葉自体が美味しいので、どの味付けで食べても美味しかったです。私は柚子とわさびが甲乙つけ難い感じでしたね。

胡麻どうふも湯葉どうふも味と香りがしっかりしていて、これもそのもの自体が美味しかったです。

小鉢の、出汁餡がかかった茶碗蒸しもとろける食感が他のお料理とは違っていて美味しいですし、しっかりととうふの香りや味わいもしています。

優し過ぎて、気付かないうちに無くなっていましたけど。

キャベツの胡麻よごし、がんもの炊いたん、豆乳衣の季節の野菜天ぷら、おぼろどうふのあんかけ丼、おすまし、香の物です。

キャベツの胡麻が良く効いていて、香りが良くて美味しかったです。

今日のお料理の中で唯一残念だったのががんもでした。私の想像では出汁をいっぱいにがんもが含んでいて、口の中に入れると、ツユが口の中に溢れ出してくる、というものでしたが、意外にがんもがしっかりしていて、出汁を吸収しておらず、ちょっと固めの厚揚げのような食感でした。

想像と違っていたので少しがっかりな感じでした。がんもは美味しかったんですけどね。

天ぷらは菜の花、アスパラガス、たまねぎ、湯葉、よもぎ麩でした。

菜の花の天ぷらは、さっくさっくに揚がっていて、口の中に春の香りがして、ちょっと苦味が来る大人な味でした。

天ぷらは塩と天つゆがありましたが、菜の花には断然塩がいいと思います。春の香りを楽しみたいですよね。

次はアスパラで。

穂先の柔らかいところから塩でいただきました。アスパラって茹でてそのままいただくか、ベーコンと合わせて食べるくらいしか家ではしませんが、天ぷらにして食べると、アスパラ自体の美味しさが良く分かりますね。

アスパラは1本丸ままでしたので、半分はお塩、半分は天つゆでいただきました。アスパラは天つゆにも負けていませんね。

次はたまねぎをいただきました。

天ぷらは火の通し加減が重要ですが、たまねぎの甘さはしっかり引き出されており、辛味は全く感じないのですが、あのシャキッとした食感は残っており、たまねぎの良さが出ている天ぷらでした。

私的にはたまねぎの天ぷらは天つゆ以外はあり得ないですが、他の方はどうなんでしょう。

ただ、たまねぎと天つゆの相性は絶妙ですけどね。これだけご飯にのせて天丼にしてもいいんじゃないかと思うくらいです。

最後は湯葉とよもぎ麩です。

湯葉を重ねて揚げる事で、表面のサクサクと中の湯葉の食感の対比がはっきりとしますし、重ねる事で湯葉の食感もさらに感じるようになっています。

そして重ねた方が湯葉の美味しさが増します。

よもぎ麩はモチモチっとした食感が楽しめますが、こちらも天ぷらにする事で外側のサクサクと中のモチっとした感触の組み合わせで、さらに美味しい食感となっています。

天ぷらにする事で中のモチっとした感じも増しているような気がします。

すましは良く出汁が効いており、出汁とおとうふを一緒に味わう感じです。とうふの味を感じやすいように、味付けは少し控えめのような気がします。

おぼろどうふのあんかけ丼です。

妻には不評でしたが、私の過去に食べた物で味を表現すると、コンビニのおでんのとうふと出汁をご飯にかけて、おでん茶漬けにした時の味を、とろみをつけて、とうふをもの凄く美味しくして、さらに出汁を上品にした感じ、が一番近いのではないかと思いました。

味は伝わりましたでしょうか。

バウムの香りが良くて非常に上品な美味しさでした。豆乳ドーナツを食べた時にも思いましたが、豆乳を使うと香りが良くてしかも食べた時の感じが軽く仕上がっている気がします。

ヘルシーという言葉に惑わされて、食べ過ぎてしまいそうな予感がします。

黒豆が入っているからか、こちらも一般的なコーヒーよりも味わいが軽めな気がしました。

コーヒーと香りの良いお茶の良い所を合わせた感じで、これならばコーヒーが得意でない方にも喜ばれるのではないかと思います。

逆に言うと、コーヒーが好きな人には物足りないのかな?

香りが素晴らしく、私はコーヒーだけよりもこちらの香りの方が好きでした。

本日のお会計

お豆腐のコースを二人で。3,800円でした。

お肉も魚もありませんが、おとうふや湯葉などでしっかり満足して満腹になりました。

お昼にはちょっと贅沢かな、とも思いますが、たまには京都らしい美味しいおとうふをいただくのも良いものです。

とっても美味しくいただきました。

ごちそうさまでした。

ヘルシーなおとうふの料理なので、女性のお客さんばかりでした。若い元気な男の子には物足りないかもしれません。

美味しいおとうふが食べたい方、おとうふ料理を食べてみたい方は是非行ってみてください。

今回はこの辺で失礼いたします。